青空ライン~君が居た青春~
「俺達、波瑠を守るために……still kingは続けるよ。遼が辞めてもさ。それが……波瑠を助けてやるたったひとつの方法だと思うから……。」
「……。ほんと、最後まで迷惑かけてごめんな。」
「なに言ってるんだよ。昔からいろいろ一緒に乗り越えてきた仲じゃん。今さら、謝られてもって感じ。」
當真と二人で、このstill kingをつくって。
それは簡単な道のりじゃなかったけど、それでも二人でやって来た。
「今までありがとな。」
「こっちこそ☆」
俺達の最後の別れは、そんな感じでいいのかもしれない。
「遼はさ、このあと……star - meicarの木守優斗っていう奴のところにいくんだろ?波瑠をよろしくって。」
「!!……うん、まぁね。波瑠には、優くんが必要だからさ……。」