青空ライン~君が居た青春~


「皆……?」


私の目の前には、still kingとstar - meicarの皆がいて……皆はライブが終わったあと、すぐに来てくれたようで……衣装のまま、息も上がっている。


「もう、全員で迎えに行こうって思ってたんですよ?!なのに波瑠先輩ってば、先に楽屋に来ちゃってるって聞いたときはどうしようかと思いました!!」


「柊ちゃんてば本当に、波瑠のことが大好きなのねぇ♪」


「波瑠、電気ぐらいつけたらよかったのに☆」


「波瑠は暗いところが好きかもしれないでしょ~……♪」


「波瑠はこういうところがあるからな?」


「ま、そこが可愛いからいいじゃん☆」


「抜けてるところも波瑠だからな~?」


皆がここにいることに……なぜかすごく嬉しくて。


「みんなっ……私……っ。」




< 680 / 701 >

この作品をシェア

pagetop