青空ライン~君が居た青春~
「え、そうなの?……隣、座ってもいい?」
「う、うん。」
私は優斗君が座れるように、椅子を引いた。
「ありがとう。……で……なに……?」
……うう、この話、したくないよ……。
あの時の事を思い出すと、いつもいつも泣きたくなる……。
……でも話さなきゃ……進めない……。
「え、えっとね……モデルの事なんだけどっ……、優斗君とちゃんと話をしてなかったから……しなきゃなぁって思って……。」
私はそう言って優斗君の顔を見ると、優斗君は顔を歪ませていた。
……これは優斗くんも辛い過去だから……ほんとはこんな話、したくはない。
「……そう……だよね……話さなきゃ……二人とも前に進めないよね……。」
そう言う優斗君は、うつむいていて、すごく小さな声だった。