ベビーフェイスと甘い嘘
今日店長は夕勤なのに、朝日勤で仕事をあがった私に合わせて昼に来て、こうして社員が担当する分の仕事を一から教えてくれている。
店長的には感謝されこそすれ、恨まれる筋合いは無いんだろうけど。
……だけど、やっぱり今までに至る数々のやり取りのせいで、私はこの人に素直に感謝の気持ちを向ける事が出来ないでいる。
それでも、自分なりに仲良くしようとは思っているのだ。
私がこの店の副店長になろうとしているっていう理由だけじゃない。
初花ちゃんの恋人になったこの人とは……どうやら長い付き合いになりそうだから。
お互いに苦手に思っているのは承知の上で、店長もせいいっぱい歩み寄ろうとはしてくれている。
「『茜さん』って呼ぶことにしたからな。だから、俺の事も好きに呼べばいい」
その証拠に、仕事の説明が一通り済んだ後で、店長から(一方的に)こんな歩み寄りを提案された。
「初花ちゃんのマネ?やっと仲良くお付き合いできたみたいで、何よりね」
ちょっと嫌みっぽい言い方だったけど、色々と今まで二人の関係に巻き込まれた身としては、こんな感じの言葉が出てきてしまうのも、無理は無いと思う。
店長的には感謝されこそすれ、恨まれる筋合いは無いんだろうけど。
……だけど、やっぱり今までに至る数々のやり取りのせいで、私はこの人に素直に感謝の気持ちを向ける事が出来ないでいる。
それでも、自分なりに仲良くしようとは思っているのだ。
私がこの店の副店長になろうとしているっていう理由だけじゃない。
初花ちゃんの恋人になったこの人とは……どうやら長い付き合いになりそうだから。
お互いに苦手に思っているのは承知の上で、店長もせいいっぱい歩み寄ろうとはしてくれている。
「『茜さん』って呼ぶことにしたからな。だから、俺の事も好きに呼べばいい」
その証拠に、仕事の説明が一通り済んだ後で、店長から(一方的に)こんな歩み寄りを提案された。
「初花ちゃんのマネ?やっと仲良くお付き合いできたみたいで、何よりね」
ちょっと嫌みっぽい言い方だったけど、色々と今まで二人の関係に巻き込まれた身としては、こんな感じの言葉が出てきてしまうのも、無理は無いと思う。