ベビーフェイスと甘い嘘
口では『悪いことをしたかな』と言っているくせに、同じその口でニヤニヤとした笑みを浮かべている。
間違いなくこの人……いや、こいつは、私と九嶋くんに意趣返しをしたんだろう。
ーーなんてヤツ!
初花ちゃん。今からでも遅くないから、こんな性格の悪いヤツとは別れてしまえ。
「初花が居なくなったら茜さんが副店長だからな。ちゃんと社員登用の試験受かってくれよ。……あ、そうだ。間違っても、すぐに弁当屋に転職しないでくれよな」
ギロリと睨み付けてやったのに、そんな視線もサラリと流し、ニヤリと笑いながらこんな事を言われて、腹が立つやら恥ずかしいやらで、ますます頬が熱くなった。
「しないから!!」
怒りにまかせて大声を出すと、思ったより声が大きかったのか、店舗の方から唯ちゃんが慌てながら飛び込むようにスタッフルームに入って来た。
そして、私よりも数倍大きな声で、
「茜さん!リア充の店長にムカつく気持ちは分かりますけど、殴っちゃダメです!!」
なんて、まるで私が店長の事を羨ましがって殴りかかったかのような言い方で止められてしまった。
間違いなくこの人……いや、こいつは、私と九嶋くんに意趣返しをしたんだろう。
ーーなんてヤツ!
初花ちゃん。今からでも遅くないから、こんな性格の悪いヤツとは別れてしまえ。
「初花が居なくなったら茜さんが副店長だからな。ちゃんと社員登用の試験受かってくれよ。……あ、そうだ。間違っても、すぐに弁当屋に転職しないでくれよな」
ギロリと睨み付けてやったのに、そんな視線もサラリと流し、ニヤリと笑いながらこんな事を言われて、腹が立つやら恥ずかしいやらで、ますます頬が熱くなった。
「しないから!!」
怒りにまかせて大声を出すと、思ったより声が大きかったのか、店舗の方から唯ちゃんが慌てながら飛び込むようにスタッフルームに入って来た。
そして、私よりも数倍大きな声で、
「茜さん!リア充の店長にムカつく気持ちは分かりますけど、殴っちゃダメです!!」
なんて、まるで私が店長の事を羨ましがって殴りかかったかのような言い方で止められてしまった。