お隣さんのキケンな誘惑



てか…いくらなんでも汚すぎでしょ?


私は下に散乱している服から片付ける事にした。
勿論、下着は久藤さんに片付けさせたけどね。


どれくらい時間が掛かったのかわからない。
それにテレビ見たかったし…。


片付け終わったのは私が来て2時間くらい経ったくらいだった。


「取り敢えずある程度は片付け終わったので私は帰りますね」


「マジで助かったよ!サンキューな?
メーが居なかったら俺、イライラして寝れなかったかもしれない。
ビールでも飲ませてあげたいけど冷蔵庫はまだ使えないから冷蔵庫の中身は何も入ってないから悪いな。
てかこの近くにコンビニとかあんの?」


「コンビニは少し歩かなきゃ無いです!
だからビールとかは買い物に行った時に私は買ってるので今からコンビニに行くだけで疲れると思いますよ?」


「そっか…飲みたかったなビール…」


悲しそうに言う久藤さんが少し可哀想になった。


「ビールが欲しかったらあげますけど?」


「マジかよ!?メーって本当に優しいんだな?お隣さんがメーで良かった!」


急に手を握られて嬉しそうに言う久藤さんの顔にドキッとした。
イケメンにそんな事されたらいくら嫌な奴でもドキッとしてしまう。


私は自分の家にビールを取りに行くと、何故か久藤さんまで付いてきた。


玄関に着いて、ここで待ってて下さいと私は久藤さんに言って冷蔵庫に冷やしているビールを取りに行った。


冷蔵庫を開けてビールを取り出し玄関に行こうとするとまた久藤さんは勝手に家の中に入ってきたのか私の目の前に居た。


「何故いるんですか?」


「部屋で一人で飲むのも寂しいから一緒に飲もうよ!今度、ビール買って返すからさ!」


「はっ?嫌だし!帰って下さい!」


すると久藤さんは私の手を掴んで急に真面目な顔をして言った。


「俺だって男だよ?メーが一緒に飲んでくれなかったらキスしちゃおうかな?」


「な、何いっ」と言いかけたら久藤さんの顔が近づいてきて…


「わ、わかったから!一緒に飲むからっ」


そう私が叫ぶと久藤さんはニヤリと笑い掴んでいた私の手を話した。


「じゃあ一緒に飲もうぜ!」


「……」


本当に意味わかんない!
何で私が…。





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