お隣さんのキケンな誘惑
それから暫く、智子の家にお世話になった。
だが週末は彼氏の家に泊まりに行くらしく、智子は覚悟がまだ出来ないなら鍵を渡しとくから居ていいからと言ってくれたけど、ズルズルと智子の家に居るわけにわいかないし、土曜日の今日、私は帰ることにした。
だけどいざ家に帰ると思うと自分の家なのに緊張してしまう。
仕事が終わる時間が近づくと帰るのが怖かった。
だけど時間は進むばかりでとうとう一日の仕事は終わってしまった。
「何そんな暗い顔をしてんのよ?
そんなんじゃ前に進めないよ?」
「う、うん…」
「大丈夫!ちゃんと気持ちを伝えてごらん?」
「うん…そうだよね。いつまでも逃げてちゃダメだよね。頑張るよ!」
「私なはにかあったら何かあったら連絡して!」
「ありがと!」
智子に言われて逃げてばかりじゃやっぱりダメだしね。
今日は夕食の準備はしてないから明日に久藤さんに自分の気持ちを伝えよう。
私は職場を後にして久しぶりに自分のマンションに帰った。