お隣さんのキケンな誘惑
「智子おはよ!」
「おはよ!で?上手くいったんだ?」
ニヤニヤしながら智子は私に言った。
「何故分かったの?」
「皆の声がまる聞こえだからね!でも良かった、上手くいって。またその話は来週にでもゆっくり話を聞かせてよ。
まぁ私は初めから上手くいくって思ってたし今度、私の彼氏と、芽衣と久藤さんの四人で飲みに行こうよ。」
「うん!」
その後は、仕事が始まると集中はしていたが、休憩時間になるとまた昨日の事を思い出しては胸がキュンとなっていた。
"俺も好きだけど?"
この言葉が何度私の頭の中でリピートされたかわからなかった。