お隣さんのキケンな誘惑




「芽衣、ちょっと飲み過ぎじゃないか?」


「いいでしょ?居酒屋に来てお酒を飲んじゃダメなの?」


「いや…」


明らかに機嫌の悪い声で言った。


「芽衣?ちょっと飲み過ぎたみたいだね…
外の空気を吸いに行こうか!」


私の変化に気づいた智子はこの場を離れて私を外へ連れ出した。


「どうしちゃったの芽衣?あんな態度を取るなんて?」


「雅紀が私の事を好きかどうかがわかんなくなっちゃったの。
昔は遊んでたみたいだけど、私にはキスまでしかしてこないから私に女としての魅力がないのかなって落ち込んでたの。
今日だって私から積極的にキスしてみたけど普通に流されちゃって、やっぱりショックだった。
だけど仕事で疲れてるかもしれないと思って、その時がくるまでは気にしないようにしようって思ったけど、学生時代は来る者拒まずとか聞いちゃったら、彼女の私にキス以上はしてこないから何だか本当に女として魅力なくて、雅紀は好きだと言ってくれたけど、抱かないのは女として見れないのかな何て思ったら飲まずにはいられなかった。
だからさっきもあんな言い方になってしまったの。」


「そっか…だけどさ、久藤さんも何か理由があるかもしれないし、それだけ不安に思うならちゃんと久藤さんに言った方がいいんじゃない?言わなきゃ伝わらないし、このまま言わなかったらお互いが気まずくなるだけでしょ?
芽衣はそれでもいいの?」


私は暫く考えた。


イライラしてしまうけどやっぱり雅紀が好きで、女として私を見て欲しい…。


「このままじゃ嫌だ…」


「じゃあちゃんと気持ちを伝えなよ?」


「うん…」


「さっ、戻ってウーロン茶飲んだら帰ろうか!」


そう言って私達は居酒屋に戻って、智子が頼んだウーロン茶を飲むと、居酒屋を出ることにした。





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