英国紳士と甘いはちみつ同居☆
ジンさんは出来上がったお好み焼きを、鉄板の上で丁寧に真っ直ぐ切りこみを入れていき、9等分のサイコロみたいに切ると、マヨネーズ、ソース、鰹節青海苔と丁寧に仕上げた。
まるでフォークとナイフのように作っているのをただただ呆気に取られ見るだけだ。
「うん、美味しいです。くるみ、あーん」
「ばっ。するわけないじゃん。ないない。ないない」
「良いから。食べてみて」
ほくほくで美味しそうなお好み焼きを前に出されたら、私の本能は正直に口を開けてしまった。
「うう。美味しい」
「くるみに食べて欲しいと、愛情を込めましたからね」
くっ。適当に甘い言葉を吐きやがって。
でも、美味しい。やっぱ料理人は流石だ。
だが、私も流されるばかりではいけない。
聞かなくては。
「迷子って何?」
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