ゆりかご
お昼ご飯をテキトーに済ませてからは、再びソファーに転がった。
グダグダじゃんあたし……早くバイトでもしなきゃ。
「…。」
目を閉じて、コータローの走る姿を想像するーーー何だろう、この感じ…。
誰ともわからない誰かと、記憶の中で被る。
そういえば、コータローを初めて見た時も、前から知ってるような不思議な感覚に包まれたんだった…。
変なの。
「……。」
首をかしげながら、うーんと唸って考えてみたけと、やっぱりわからなくてスグに諦めた。
テレビの内容がイマイチなのにつけっぱなしで、ろくに見もせずにケータイでゲームをしてるあたし、お母さんが見たら怒るだろうな…。
そろそろ支度でもしようかな…。
翔矢からメールの返信はまだないけど、そろそろ大会が終わっている頃だと思うから。
あたしは部屋に戻って、メイク道具を引っ張り出した。
グダグダじゃんあたし……早くバイトでもしなきゃ。
「…。」
目を閉じて、コータローの走る姿を想像するーーー何だろう、この感じ…。
誰ともわからない誰かと、記憶の中で被る。
そういえば、コータローを初めて見た時も、前から知ってるような不思議な感覚に包まれたんだった…。
変なの。
「……。」
首をかしげながら、うーんと唸って考えてみたけと、やっぱりわからなくてスグに諦めた。
テレビの内容がイマイチなのにつけっぱなしで、ろくに見もせずにケータイでゲームをしてるあたし、お母さんが見たら怒るだろうな…。
そろそろ支度でもしようかな…。
翔矢からメールの返信はまだないけど、そろそろ大会が終わっている頃だと思うから。
あたしは部屋に戻って、メイク道具を引っ張り出した。