絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
優也さんの言葉にあたしは唖然としていた。
勲さんも目を丸くし、「なんだと……」と、呟く。
「そしてスーツ男の話の中には1人を選べという内容のものはなかった。だから俺は自分の投票箱に一枚写真を入れた後、ためしに朱里ちゃんの投票箱に自分の持っていた写真を入れてみたんだ」
「それで……どうなったんですか?」
「投票口は閉まることがなかった。だから、残りのすべての写真を朱里ちゃんの投票箱に入れたんだ」
「なんだと!!」
そう叫んだのは勲さんだった。
勲さんは勢いよく優也さんに掴みかかり、体のバランスを崩した優也さんが尻餅をついた。
優也さんは顔をしかめ、勲さんの体を引き離した。
「どうしてそれを俺に教えなかった!!」
「あんたは俺たちを騙そうとしてたじゃないか!!」
優也さんが怒鳴り返す。
確かに、勲さんは最初から複数枚投票できると予感しておきながら、1人に投票をした方がいいと言っていた。
それはつまり、あたしたちの誰かに死んでもらおうとしていたからだ。
勲さんも目を丸くし、「なんだと……」と、呟く。
「そしてスーツ男の話の中には1人を選べという内容のものはなかった。だから俺は自分の投票箱に一枚写真を入れた後、ためしに朱里ちゃんの投票箱に自分の持っていた写真を入れてみたんだ」
「それで……どうなったんですか?」
「投票口は閉まることがなかった。だから、残りのすべての写真を朱里ちゃんの投票箱に入れたんだ」
「なんだと!!」
そう叫んだのは勲さんだった。
勲さんは勢いよく優也さんに掴みかかり、体のバランスを崩した優也さんが尻餅をついた。
優也さんは顔をしかめ、勲さんの体を引き離した。
「どうしてそれを俺に教えなかった!!」
「あんたは俺たちを騙そうとしてたじゃないか!!」
優也さんが怒鳴り返す。
確かに、勲さんは最初から複数枚投票できると予感しておきながら、1人に投票をした方がいいと言っていた。
それはつまり、あたしたちの誰かに死んでもらおうとしていたからだ。