絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
これで終わりじゃない。


ここまで来たのに、まだ終わりじゃないんだ!!


グッと奥歯を噛みしめ、拳を握りしめた。


「外へ出た瞬間から、君たちには次のゲームに取りかかってもらう」


「また、ゲームかよ……」


優也さんがスーツ男を睨みつけた。


もう、人が次々と死んで行くような卑劣なゲームはたくさんだ。


「ルールは外へ出た後説明しよう。まずは着替えなさい」


スーツ男があたしへ向けてそう言う。


あたしは服に手を伸ばし、そして手を止めた。


「女性が着替えるのよ? 出て行ってよ」


優也さんにではなく、スーツ男に向かってそう言う。


しかし、スーツ男は楽しそうに笑っているだけで、部屋を出て行こうとしない。


「おい、朱里ちゃんが着替えられないだろ!?」


優也さんが言う。
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