絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
☆☆☆
部屋の中へ足を踏み入れた瞬間、あたしは一番最初の部屋を思い出していた。
灰色の4畳ほどの小さな部屋。
それと似たような部屋が広がっていて、一瞬にして雷が天井に押しつぶされるシーンを思い出した。
強く頭を振り、そのシーンをかき消す。
「これ……」
桃乃が部屋の中央に置かれている物を見て、呟いた。
部屋の中央には木の棒が一本置かれていて、その隣に今までと同じようなメモが置かれていた。
あたしはメモを手に取り、その文字を目で追った。
『この中で一番憎い相手を殴り殺しなさい』
そう書かれている。
「なんて書いてあるの?」
桃乃に覗き込まれそうになって、あたしは咄嗟に桃乃から紙を隠した。
「ちょっと、なんで隠すの!?」
あたしと翔吾からすれば、一番憎い相手は桃乃だ。
桃乃をこの木の棒で殴り殺せ。
それが今回の指示になる。
部屋の中へ足を踏み入れた瞬間、あたしは一番最初の部屋を思い出していた。
灰色の4畳ほどの小さな部屋。
それと似たような部屋が広がっていて、一瞬にして雷が天井に押しつぶされるシーンを思い出した。
強く頭を振り、そのシーンをかき消す。
「これ……」
桃乃が部屋の中央に置かれている物を見て、呟いた。
部屋の中央には木の棒が一本置かれていて、その隣に今までと同じようなメモが置かれていた。
あたしはメモを手に取り、その文字を目で追った。
『この中で一番憎い相手を殴り殺しなさい』
そう書かれている。
「なんて書いてあるの?」
桃乃に覗き込まれそうになって、あたしは咄嗟に桃乃から紙を隠した。
「ちょっと、なんで隠すの!?」
あたしと翔吾からすれば、一番憎い相手は桃乃だ。
桃乃をこの木の棒で殴り殺せ。
それが今回の指示になる。