絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
でも、あたしは今この女を殺したい。
横目で倒れている翔吾を見ると、悔しさでギリッと奥歯をかみしめた。
さっきから翔吾はピクリとも動かない。
大きくて純粋に澄んでいたその目は、固く閉ざされたままだ。
「あたしはあんたを殺す」
視線を桃乃に戻し、その青白い顔を睨み付けた。
棒をあたしに奪われた事で唇が微かに震えている。
「じょ……冗談でしょう?」
桃乃が無理やり口角を上げてほほ笑んだ。
「ね……よく考えてよ。あたしを殺すよりもそこで倒れている男にとどめをさす方が早いよ? ドアが開かないってことは、その男はまだ死んでない。だからさ、2人でとどめをさして、一緒にこの部屋から出ようよ」
必死になってそう訴えかけてくる桃乃。
あたしはそんな桃乃を無表情で見下ろした。
「あんた、バカ?」
あたしの冷たい声が狭い部屋に響き、桃乃の作り笑いは一瞬にして消えて行った。
今のようにコロコロと態度を変えて生きて来たのだろうが、あたしにはそんなもの通用しない。
横目で倒れている翔吾を見ると、悔しさでギリッと奥歯をかみしめた。
さっきから翔吾はピクリとも動かない。
大きくて純粋に澄んでいたその目は、固く閉ざされたままだ。
「あたしはあんたを殺す」
視線を桃乃に戻し、その青白い顔を睨み付けた。
棒をあたしに奪われた事で唇が微かに震えている。
「じょ……冗談でしょう?」
桃乃が無理やり口角を上げてほほ笑んだ。
「ね……よく考えてよ。あたしを殺すよりもそこで倒れている男にとどめをさす方が早いよ? ドアが開かないってことは、その男はまだ死んでない。だからさ、2人でとどめをさして、一緒にこの部屋から出ようよ」
必死になってそう訴えかけてくる桃乃。
あたしはそんな桃乃を無表情で見下ろした。
「あんた、バカ?」
あたしの冷たい声が狭い部屋に響き、桃乃の作り笑いは一瞬にして消えて行った。
今のようにコロコロと態度を変えて生きて来たのだろうが、あたしにはそんなもの通用しない。