恋愛格差
息も絶え絶えになった頃、唇が解放された。
優を見ると彼も息が上がっている。
何分ほどキスしてたんだろう。
噛みつくようなキスから段々と言い聞かすようなでも優しいキス。
何度も何度も角度を変えながら私は受け入れていた。
唇がじんじんする。
優の顔はまだ鼻先にある。
優の長いまつげをじっと見ている。
優も私を真っ直ぐ見つめる。
優ってこんなにかっこいいんだなぁ……
初めて出会って笑いかけてくれた時も
初めて待ち合わせをした店で慌てて走ってきたのを見た時も
初めてのキス、初めての夜……
いつだって見惚れているのは私で、
「こんな人が私と……?」なんて思わずにはいられなかった。
今も傍目からは別れ話を切り出した私を
優が追いすがっているように見える。
でも本当は違う。
どんな辛辣な言葉を投げ捨てても、
電話を着信拒否にして会うのを拒んでも、
私は心のどこかで追いすがってきてくれるのを待ってる。
優はいつだって余裕で、
私が許せばその次の日から浮気ができるんだ。
もはやこんな関係、対等じゃない。
『惚れた方が負け』というけれど。
優と対等になれないことよりも、私はそんな自分が嫌い。
優を許してしまうダメな私がイヤ。
優なんて切り捨てて、次へさっさと走れるそんな女でありたい。
優の傍にいればいるほど、自分が嫌いになる。
だから
「別れて」
優を見ると彼も息が上がっている。
何分ほどキスしてたんだろう。
噛みつくようなキスから段々と言い聞かすようなでも優しいキス。
何度も何度も角度を変えながら私は受け入れていた。
唇がじんじんする。
優の顔はまだ鼻先にある。
優の長いまつげをじっと見ている。
優も私を真っ直ぐ見つめる。
優ってこんなにかっこいいんだなぁ……
初めて出会って笑いかけてくれた時も
初めて待ち合わせをした店で慌てて走ってきたのを見た時も
初めてのキス、初めての夜……
いつだって見惚れているのは私で、
「こんな人が私と……?」なんて思わずにはいられなかった。
今も傍目からは別れ話を切り出した私を
優が追いすがっているように見える。
でも本当は違う。
どんな辛辣な言葉を投げ捨てても、
電話を着信拒否にして会うのを拒んでも、
私は心のどこかで追いすがってきてくれるのを待ってる。
優はいつだって余裕で、
私が許せばその次の日から浮気ができるんだ。
もはやこんな関係、対等じゃない。
『惚れた方が負け』というけれど。
優と対等になれないことよりも、私はそんな自分が嫌い。
優を許してしまうダメな私がイヤ。
優なんて切り捨てて、次へさっさと走れるそんな女でありたい。
優の傍にいればいるほど、自分が嫌いになる。
だから
「別れて」