叶うはずのない恋愛
「どうせ紗紀の事でしょ?」


あたしは急いでしまってない教材をロッカーにしまい結衣と五十嵐と一緒に美術室に行った


「って、何で五十嵐まで来るのよ。」


「気になるからだってさー。」


あたしの質問に結衣が答えた。気になるって…。遊びじゃないんですけど?


「俺がいた方が早く進むかなと思って着いてきただけ〜。」


語尾に音符がつくほどのテンションで言った。早く進むってあれかな…。紗紀と夏川の恋愛かな。


「あ、前川!」


美術室に入ると夏川はあたしを見つけるとあたし達の所まで走って来た。


「どうかしたの?」


「俺、今日告白するって決めたわ。」


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