純恋イケメンガールを好きになる!
これは俺への罰。
「そうだよ。」
「……全部、嘘だったの?」
みんなを騙した、俺への罰なんだ。
「……岸和田純恋という〝男〟はいない。今ここにいるのは、純恋という名前の〝女〟だけだよ。」
「……っ…………なんで……。」
恨まれても仕方ない。
憎まれても仕方ない。
みんながみんな、愛華ちゃんみたいに俺を認めてくれるとは思ってない。
それでも。
「なんでなのっ、純恋くん……!!」
俺はきっと心のどこかで、許してもらえると思ってたんだ。
そんなの、無理に決まってるのに。
凛がいて、芦谷がいて、愛華ちゃんがいて、康介がいて
俺はみんなに甘えきっていた。