純恋イケメンガールを好きになる!
「っ……純恋先輩っ!!!」
後ろから、腕を強く引かれ傾く。
目の前を、加耶ちゃんの手のひらが流れていった。
「ハァッ、ハァ……ッ…………に、してんだよ……っ。」
「あ、芦谷?」
なんで、こんなところに……。
「おまえ、純恋先輩のファンクラブメンバーなんだろ!」
は?ファンクラブ?
「うん、そうだよ。リーダーやってる。」
えっ、まじでそんなのあったわけ?
しかも加耶ちゃんリーダーなの!?
「ファンクラブのリーダーさんが、なんで純恋先輩を殴ろうとするわけ。意味わかんないんだけど。」
俺を後ろから抱きしめる芦谷の腕に、ギュッと力がこもる。