溺愛オオカミくんと秘密の同居。
そして、お母さんが乗った飛行機は、空を飛んで行った。
……よし、帰ろう。明日から、新学期だし。
ってか、帰り道って、2人だよね!?絶対会話進まない。
だって、彼氏と彼女なのに……もう、ずっと喋ってないんだよ。
「水無瀬くん。帰ろっか」
私が、そう言うと、睨み付けながら
「今の時間だったら、誰も襲わないだろう。一人で帰って。ってか、俺が、一人で帰りたいから」
それだけ言うとスタスタと歩いて行ってしまう。