溺愛オオカミくんと秘密の同居。


私の心臓の音とは違うドキンドキンという音が聞こえてくる。



真琴くんもドキドキしてるんだ、と思うとちょっぴり嬉しかった。



真琴くんの腕の中は、すっごく心地よくて安心してすぐ深い眠りについてしまったから、



「……理性持つかなー?」



なんて理性と真琴くんが、戦っていたことは私は知らない。







カーテンの隙間からもれた光が眩しくなり目を開けた。



スヤスヤと気持ち良さそうに寝ている真琴くんが隣にいた。



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