愛も哀も
『まだ、殺すな。翔はあの舞姫とよばれた人の血をついだ子なんだぞ。千人に一人しか血をつげないんだぞ?ーーーー
...
あぁ、聞いてしまった...
どうしよう
私は何故かあまり怖く感じなかった
こうなることをわかっていた気がした
あぁ...
なんで震えるの?
怖くないでしょ?
私の体は恐ろしい震えにおそわれていた
ねぇ、舞姫ってだれ?
ねぇ、千人に一人しか血を告げないってなに?
ねぇ......教えて...
教えて...
ねぇ...誰か...『助けて』
ーーーーそのために翔の母親を殺したんだろ?』