イジワル同居人は御曹司!?
駅前まで来ると桜井はタクシーを拾ってくれた。
「今日は電車で帰っちゃだめ。本当は送って行きたいけど、力づくでも変な事しちゃいそうだから1人で帰って」
私は顔を真っ赤にして首を縦に振る。
「一先ずは良き同僚として、此れからも俺をドキドキさせてね、藤田」
桜井はニヤリと悪戯っぽく笑った。
その顔はやっぱり可愛くて、交際をお断りした事を少しだけ後悔してしまった私がいた。
◆◇◆◇
タクシーで帰宅し、私は家の玄関を開ける。
「随分お早いお帰りですね、紗英さん」
奏さんが玄関先で腕を組み仁王立ちしていて待ち構えていた。
「なんだ、まだ起きてたんですか」
私は動揺を素っ気ない態度で隠す。
面倒臭い事になりそうな予感がして自分の部屋にそそくさと戻ろうと、するとすれ違いざまに腕を掴まれた。
奏さんは身を屈め私の首元に鼻を近づける。
「ななな…なんですか?いきなり」
「アルコールに紛れてブルガリエクストリームの香りが仄かにする」
奏さんは上半身を起こし、私をギン!と睨み付ける。
「お前、男と会ってたな。しかもブルガリエクストリームの香りと言えば桜井だ」
警察犬か!と思わず心の中で突っ込んだ。
「こんな時間まで、移香が残るような事を桜井としてたのか」
「か、奏さんには関係ないでしょ」
私は慌てて、階段を上がり自室へ向かう。
「今日は電車で帰っちゃだめ。本当は送って行きたいけど、力づくでも変な事しちゃいそうだから1人で帰って」
私は顔を真っ赤にして首を縦に振る。
「一先ずは良き同僚として、此れからも俺をドキドキさせてね、藤田」
桜井はニヤリと悪戯っぽく笑った。
その顔はやっぱり可愛くて、交際をお断りした事を少しだけ後悔してしまった私がいた。
◆◇◆◇
タクシーで帰宅し、私は家の玄関を開ける。
「随分お早いお帰りですね、紗英さん」
奏さんが玄関先で腕を組み仁王立ちしていて待ち構えていた。
「なんだ、まだ起きてたんですか」
私は動揺を素っ気ない態度で隠す。
面倒臭い事になりそうな予感がして自分の部屋にそそくさと戻ろうと、するとすれ違いざまに腕を掴まれた。
奏さんは身を屈め私の首元に鼻を近づける。
「ななな…なんですか?いきなり」
「アルコールに紛れてブルガリエクストリームの香りが仄かにする」
奏さんは上半身を起こし、私をギン!と睨み付ける。
「お前、男と会ってたな。しかもブルガリエクストリームの香りと言えば桜井だ」
警察犬か!と思わず心の中で突っ込んだ。
「こんな時間まで、移香が残るような事を桜井としてたのか」
「か、奏さんには関係ないでしょ」
私は慌てて、階段を上がり自室へ向かう。