イジワル同居人は御曹司!?
このままじゃ、理性に負けて紗英を押し倒す日はそう遠くない。

どうにかしないとな。

グラタンを食べながら俺は小さくため息を吐く。


お互い独身だし、恋愛は自由の身だ。

通常だったらどんな手を使ってでも紗英を口説き落として、今頃はとっくに自分の物にしていただろう。

今晩も早々にベッドへ連れ込んで一晩中可愛いがっていたに違いない。

…だけど、俺にはそうもいかない事情が、ある。
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