お前、可愛すぎてムカつく。
その後、意外にもカラオケが盛り上がって、2回も延長してしまった。
2人と打ち解けてきた私も、色々歌ったから喉がガラガラ…。
あれから普通に接してくれている桐谷君。
やっぱりさっきのは悪い意味で言ったんじゃなかったのかなー?
カラオケ屋を出ると、外はすでに真っ暗だった。
「いつの間にか20時だー!やばーい!」
翠がスマホを見て驚いていた。
「翠んちって門限20時じゃなかったっけ?」
「そうなのよ!早く帰らなきゃ!3人ともまたね!?」
うちらに手を振り、猛ダッシュで走っていく。
「相変わらず翠は騒がしいな~」
渉くんが笑いながら翠の後ろ姿を眺めていた。