お前、可愛すぎてムカつく。


ホールから蒼空が戻ってきて、こちらの様子に気が付いたようだった。


「あっ蒼空!聞いてよ‼︎松林先生、榎本さんの事が心配でわざわざきたんだってよぉ?愛だよねー!」


み、水原ーーーー!!余計な事をっ!!!


すると蒼空は松林先生を見て鼻で笑った。


「へぇ。あんた仮にも教師でしょ。すげぇ大胆なことすんね?バレたらやばいのに」


平気な顔して笑っている。


どうして笑ってられるの…?


「お前らっ…俺はただ榎本の様子が気になって寄ってみただけだ!帰り道だったしな」


「ぇえ〜先生焦ってる〜余計怪しいんですけど!もう榎本さんと付き合ってたりして」


水原さんが冷やかすように言ってきた。

隣にいる蒼空もただ笑っているだけ。

前だったらありえなかったよね…


きっと怒ったり不機嫌になったりしてたと思う。


本当に私のこと…


どうでも良くなっちゃったんだ…




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