黄泉の本屋さん
伸びてきた手を取る。
その瞬間、ぱあっと光に包まれて。
「わ・・・」
私の身体は、若かりし時の姿に戻る。
浅日さんの姿も、あの頃の姿。
「行こう」
浅日さんに手を引かれ、まっすぐ伸びた道を行く。
浅日さん。
本当に待っていてくれたのね。
こうして私を、迎えに来てくれたのね。
「浅葱には会えた?」
「うん。あれ、管轄があるんだってね。偶然だったって、驚いていたよ」
「そう」
「でも、父の方がずいぶん若くて、なんだか変な感じだったんだ」
「ふふっ、そうね」
浅葱と浅日さんが並んだ姿、見てみたかった。
とても似ているもの。