いつか晴れた日に
見知らぬ男が部屋にいたこと、そして、その男はストーカーかもしれないと。(上半身裸だったのは無かったことにした)
「それは怖いね。やっぱり鍵は出来るだけ早く付け替えたほうがいいと思う」
「そうですよね。明日にでも管理会社に電話してみます」
「じゃ、今日は部屋まで送っていくよ」
「え、でも、反対方向なんじゃ?」
そう言うと、池永さんは煙を吐き出しながら
「こんな話を聞いて、部屋まで送らない男なんていないよ」と微笑んだ。
池永さんの言葉に甘えてもいいのかな?
でも、そんな迷いは、ほろ酔いと心細さの前には消えてしまっていた。
お店を出て、地下鉄の駅に向かって歩く。
まだ時間は9時を少し過ぎた頃。
帰るには早過ぎる。そう思っているのは、わたしだけかもしれないけど。
「なに?」
「へっ?」
心の中を見透かされたようなタイミングで話し掛けられて、思わずヘンな声が出てしまった。
「あはは、何を考えていたの?」
「いえ、その……」
もう少し一緒にいたいなんて、言えるわけが無い。
「それは怖いね。やっぱり鍵は出来るだけ早く付け替えたほうがいいと思う」
「そうですよね。明日にでも管理会社に電話してみます」
「じゃ、今日は部屋まで送っていくよ」
「え、でも、反対方向なんじゃ?」
そう言うと、池永さんは煙を吐き出しながら
「こんな話を聞いて、部屋まで送らない男なんていないよ」と微笑んだ。
池永さんの言葉に甘えてもいいのかな?
でも、そんな迷いは、ほろ酔いと心細さの前には消えてしまっていた。
お店を出て、地下鉄の駅に向かって歩く。
まだ時間は9時を少し過ぎた頃。
帰るには早過ぎる。そう思っているのは、わたしだけかもしれないけど。
「なに?」
「へっ?」
心の中を見透かされたようなタイミングで話し掛けられて、思わずヘンな声が出てしまった。
「あはは、何を考えていたの?」
「いえ、その……」
もう少し一緒にいたいなんて、言えるわけが無い。