【短編】君だけを愛したい
「……オレが好き?」
さっき言われたばっかりのような気もするけど。
ちゃんと聞いておきたいことがあるから……
「す、好き……/////」
「今までの誰よりも?」
頬を真っ赤に染めて、コクン…と頷く崎村に安心した。
……と思ったけど、もうひとつ。
「罰ゲームでもオレをからかってるわけでも、ないよな?」
「ケンカ、売ってる…の……?」
オレの苦笑混じりの問い掛けに、キッ…と睨み付けて強気な言葉を返しながらも。
潤んでいく瞳と語尾が途切れていくことで、崎村が泣きそうだってわかる。
……ゴメン、予想以上に可愛すぎる。
今まで、何とも思ってなかったことにさえ、胸が騒いでしまう。
いや、たぶん……思わないようにしてたのかも?