【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書
「す、ストーカー……」
って……ストーカーって……べ、別にいいよ!!!今井くんになら、そう思われたっていいよ!!
……って言ったら、多分今井くんは私を変な目で見るだろうけど、それはもうごめんだ。
だけど、なんだか胸がドキドキして、心臓が止まりそうなくらい緊張するのに、それでもやっぱり今井くんに見てほしくて、見てもらえて、少しでも反応してくれることに喜んでしまう自分がいるのだ。
「わー、祐月が女子と喋ってる!」
誰かが言った瞬間、私は後ろから視線を感じて振り向くと、男の子が立っていた。
なんかいろんな場所で見かける顔だけど、名前が思い出せない。
「は?別に喋ってない」
私は思わずその男の子を、今井くんを見るようにジーッと見てしまう。
「ん?あぁ。俺、佐倉渉(サクラ ワタル)」
あぁ、佐倉くんか!
って……
「誰?」
「あれ?俺のこと知らない?」
申し訳なさそうに、ごめんなさいと答える私。だって、私が興味あるのは今井くんだけなんだもん。