【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




「やります!やります!全力でやらせてください!」



両手を合わせて今井くんに一礼。だって、今井くんに教えてもらったら、頭良くなる気がするから……!!!!

胸がドキドキして、心の中で「お願い、私を放置しないで……」って叫んでしまう。

教室に二人きりの時間、今井くんの手がプリントの上で動くたび、私の心臓も一緒に動いて……なんだか、勉強してるんだか、ドキドキしてるんだかわからなくなっちゃう。



「だから、ここはこうなって……」



ふむふむ。

今井くんの顔が、いつもより近くて集中できない。

わぁ……睫毛長いなぁ。遠くで見るより、目がでかい!ちょっと息が止まりそうになるけど、頑張って集中……。



「ねぇ、聞いてんの?」



…………はっっ!!!



「何を言うんだ今井くん。聞いてるよ~!」



当たり前だよ~!

そんな私の言葉を信じてないのか、睨んでくる今井くん。聞いてなかったんだけどね。



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