【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




「じゃあ、これ解いてみて」


「わかった!」


「…………。」



わかったと言ったものの、心臓がバクバクして手が震える。

……やっぱり距離近すぎるんだよ、今井くん。頬が熱い……。



「まって、今井くん。これ、習った?」


「ふざけんな」



思いっきり睨まれる私。



「今教えたよね……」


「……。」



すいません。今井くんを見つめていたら、正直、ほとんど聞いてませんでした。冷めた目で見られるの、怖いけど仕方ない……距離が近すぎて、どうしてもドキドキしちゃう。



「はぁ……」



飽きれられたかもしれないな。


ガタッ。

今井くんが席を立って教室から出ていった。


う~ん……怒らせちゃったかな。でも、スクバは置いていったし、戻ってくるよね?戻ってきたら、ちゃんと謝ろう。



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