【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




『いるっていったら、諦めるの?』



…………その瞬間、頭の中が完全に停止。


諦める……アキラメル……?



「そんなわけあるかっっ!!」



思わず声に出して叫んでしまった。


……やってしまった!



「ほ〜……石原。俺の授業に文句でも?」



し、しまった。授業中だっていうのを忘れてた!



「い、いえ!」


「廊下に立ってなさい!!」



その瞬間、先生の声が響き、私は心臓が喉まで上がりそうになりながらも、廊下に立たされることになった。


外の空気に触れると、胸の奥に渦巻く高鳴りと恥ずかしさ、そして先ほどの紙に書かれた彼の言葉の意味を考えると、心が熱くなる。


あの意地悪な質問は、私への挑戦か?それとも……本気で気にしてくれている証拠か?



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