【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書




「……というわけ!!」



なんとか、さっきの授業中の今井くんとのやり取りを中村に全部話し終えると、肩の力がどっと抜けて、なんだか急に疲れが押し寄せてきた。口の中が乾いて、手のひらも少し汗ばんでいる。

心の中では、あれこれ思い出してはニヤけたり、胸がぎゅっと痛んだり、忙しかったんだなと実感する。



「今井くん、なかなかやるな」


「何の話?」


「こっちの話」



中村の意味わかんない返事に、私は頭をかかえる。

なんでそんな余裕な顔してるの!?



「由良はさ、今井くんに好きな人いたら、諦めるの?」



諦める……?



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