【大幅加筆中】クール男子の取扱説明書
「行こーぜ、今井」
「ヤダ」
……ヤダ!? キュン。
なんでそんなに可愛いの!?
私より女子力高いよね!? それに、クールなはずの今井くんが、頬を膨らませてふくれっ面……その姿に、私は完全にやられてしまった。
「ほら、行くぞ!」
「えー……」
その瞬間、私はシャッターチャンスを見逃さなかった。
────────────カシャ
カメラの音に気づいた今井くんが、目を丸くしてこちらを見る。
竹田くんは苦笑いしながらどこかへ行ってしまったけど、今井くんは立ち止まり、少し不機嫌そうな顔で私を睨んでいる。心臓がドキドキして、息を整えるのも忘れるほど。
「おまえなぁ…………」
後ろ首に手を回しながら、面倒くさそうに近づいてくる今井くん。