呪われた双子
あれから12年がたった。

エルスパインは平和だった。

僕らは12歳になっていた。

「パーシス、ルース、ちょっときて。」

僕らは母に呼ばれた。

僕は『なんだろう?』と思いながら母のもとへ走って行った。

「母さん、なぁ~に?手伝いならもう終わったよ。」

僕はそう言って、母に尋ねた。

母の隣に父もいたので、『手伝いの話かな?』と思ったのだ。

父が口を開いた。

「パーシス、ルース、今からとっても大事な話をするからよく聞いて。これはお前たちにとって、とっても大事なことたんだよ。」

僕らは驚いた。

呪いの話を聞かされたのだ。

『僕たち、あと少しで死ぬの?死ぬまで働かなきゃいけないの?』

とそればかりが頭の中をぐるぐると回っていた。

そして、父がまた口を開いた。

「選びなさい。あと8年、私たち...父さんと母さんと一緒に平和に暮らすか、バルクの所で死ぬまで働くか、お前たち二人でバルクを殺しに行くか...。明日までに決めなさい。」

僕は呆然と立ち尽くしていた。

妹のルースは「死にたくない。怖い。」と泣いていた。

そしてその夜、僕たちは話し合った。
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