この感情を僕たちはまだ愛とは知らない
「変わんないね
少し耄碌したんじゃねえの高梨さん」
「律坊なんであんな危ない真似したんだ?」
「ケリをつけたかった
俺は飛び方を忘れた鴉だから」
「律坊、本当になにも知らないんだな?」
「知らない」
本当は知ってるけど言いたくなかった
なにもかも自分でケリをつけてあいつは何も思い出すことなく幸せであってほしい
俺がいようとも居なくても
けたたましいノックと共にあいつが入ってきて泣きじゃくりながら俺にすがりついた
高梨さんがゆっくりと部屋から出て行く
「痛てぇよ」
「あっごめん
律なんでなんでこんなことしたの」
麻衣の頭を撫でてやる
「おまえは知らなくていいんだよ」
「教えてよ、私のため?」
「さあな」
「私は律と一緒にいたいの
律が何者でも関係ないよ
一緒にいて、私を幸せにして」
「おまえなぁ」
「律が傷つくのもうみたくないよ
律?ねぇ律、聞いてる?」
何故か麻衣の顔を見たら安堵して俺は意識を手放していた
「律···?」
私は急いでナースコールを押した
病室内が一気に慌ただしくなり私は廊下にだされてしまった
膝を抱えて廊下でうずくまっていると真上から声がした
「君が律の大切な人
直接会うのは初めてかな」
「えっと」
「平澤修司です」
律がよく電話をかけてる人
でもなんでここに?
「えっと」
「律がさっきおかしかったからね
ちょっと様子を見に来たんだけど律は?」
私は立ちあがってその人に泣きながら抱きついていた
「律が死んじゃう」
「大丈夫、あいつが死ぬわけない」
私はまた膝を抱えてまるくなった
「私のせいだ」
律ごめん、これ以上彼女にウソを貫き通す勇気、俺にはない
俺が口を開こうと決めたのと処置が終わったのは同時でけっきょくなにも言えなかった
病室に入ると律が弱々しく眠っていた
なんでおまえがそこまでするのか俺にはわからないよ
「こりゃあひでぇな
こんな律はじめて見た」
「えっ?」
「前にも喧嘩して帰ってきたことあったけどここまでやられっぱなしは珍しい
なんで抵抗しなかったんだよバカ」
「律は優しいんだよ」
「優しいね」
律に優しいという印象は思い当たらなかった
律はいつも自由気ままであまり他人に介入したりしない
そんな奴がなんでそこまでするんだか俺にはわからない
「っ···」
「律」
声が揃ってしまった
「修司?」
「律なにやってんだよらしくねぇだろ」
「案外、深いな」
まだ以前として傷口から血が滲んでいた
少し耄碌したんじゃねえの高梨さん」
「律坊なんであんな危ない真似したんだ?」
「ケリをつけたかった
俺は飛び方を忘れた鴉だから」
「律坊、本当になにも知らないんだな?」
「知らない」
本当は知ってるけど言いたくなかった
なにもかも自分でケリをつけてあいつは何も思い出すことなく幸せであってほしい
俺がいようとも居なくても
けたたましいノックと共にあいつが入ってきて泣きじゃくりながら俺にすがりついた
高梨さんがゆっくりと部屋から出て行く
「痛てぇよ」
「あっごめん
律なんでなんでこんなことしたの」
麻衣の頭を撫でてやる
「おまえは知らなくていいんだよ」
「教えてよ、私のため?」
「さあな」
「私は律と一緒にいたいの
律が何者でも関係ないよ
一緒にいて、私を幸せにして」
「おまえなぁ」
「律が傷つくのもうみたくないよ
律?ねぇ律、聞いてる?」
何故か麻衣の顔を見たら安堵して俺は意識を手放していた
「律···?」
私は急いでナースコールを押した
病室内が一気に慌ただしくなり私は廊下にだされてしまった
膝を抱えて廊下でうずくまっていると真上から声がした
「君が律の大切な人
直接会うのは初めてかな」
「えっと」
「平澤修司です」
律がよく電話をかけてる人
でもなんでここに?
「えっと」
「律がさっきおかしかったからね
ちょっと様子を見に来たんだけど律は?」
私は立ちあがってその人に泣きながら抱きついていた
「律が死んじゃう」
「大丈夫、あいつが死ぬわけない」
私はまた膝を抱えてまるくなった
「私のせいだ」
律ごめん、これ以上彼女にウソを貫き通す勇気、俺にはない
俺が口を開こうと決めたのと処置が終わったのは同時でけっきょくなにも言えなかった
病室に入ると律が弱々しく眠っていた
なんでおまえがそこまでするのか俺にはわからないよ
「こりゃあひでぇな
こんな律はじめて見た」
「えっ?」
「前にも喧嘩して帰ってきたことあったけどここまでやられっぱなしは珍しい
なんで抵抗しなかったんだよバカ」
「律は優しいんだよ」
「優しいね」
律に優しいという印象は思い当たらなかった
律はいつも自由気ままであまり他人に介入したりしない
そんな奴がなんでそこまでするんだか俺にはわからない
「っ···」
「律」
声が揃ってしまった
「修司?」
「律なにやってんだよらしくねぇだろ」
「案外、深いな」
まだ以前として傷口から血が滲んでいた