STRANA ~私と貴方で過ごした記憶~
「 ごめんなさい… 」


「 …まぁいいけど、

それよりここでなにしてるの?

美味しそうなものもってるじゃない 」



マリーはバスケットの中のクッキーを見ながら言った。


少し期待してるみたいだけど、だめ、これはアマリリスに渡すもの…



「 これはアマリリスに渡すの 」


「 …アマリリス? 」


「 ええ、アマリリスを知らない?

何度もベルを鳴らしても出ないの… 」



マリーの表情が曇る。

やはりアマリリスの身になにかあったのかと私は察する。



「 アマリリス…って誰? 」
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