地味子とアイドルなやつら
「で、聞きたいことっていうのは何なのよ。
早くしなさいよ、授業が...」

























あれ、授業いつ始まる?
まだチャイムはなってない。
休み時間は、確か10分のはず。
こいつら現れて話してる時で
大体、5分たってるとして
この部屋に連れてこられる時間で5分程ということは...
でもでも、やっぱりチャイムなんか聞こえてないし、
私の時間感覚が可笑しいのかしら...



「あの...失礼ですが、今って休み時間ですよね?」


ていうか、休み時間だ。
うん、絶対そう。
でなきゃまずこいつらもマズイだろうし。
こんなゆっくりおしゃべりなんかしてないで、
勉強するために騒がれながら教室にいるだろう。
でなきゃベスト4独占しないわけがない。
そりゃ一部は天才とか居て、
ほとんどしなくてもイケるっていう人も
いるかもしれない。

でもそれは所詮一部の人間。
あとはほとんど努力とその時間の使い方次第
だと私はいつも思う。
つまりは、こんなけ人がいて勉強
疎かにするやつは私は思うのだ。
だから、うん、大丈夫だ。休み時間のハズ。
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