甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
「菜々、可愛い…」

 
 先生のキスが降ってくる。


「…ッ先生っ…なんか変だよぉ…」


「変になっていいよ。菜々…俺だけの事考えて…俺で沢山になるくらい…俺でいっぱいになって…」


「んっ…もう…先生の事しか考えられないよ…いつもあたしの中は先生でいっぱいなんだから…」


 菜々の甘い瞳…俺…吸い込まれそう…


 菜々になら吸い込まれてもいいからずっと見てたいな…


 先生のキスは気持ちいい。


 いつもあたしを麻痺させるんだ。


「菜々、俺…素直な菜々みたいな」


「…恥ずかしい…」


「恥ずかしくないよ」


「恥ずかしいよ…」


 先生がこんなにしたんだよ。


「先生…ギュってして」


「なに?菜々ちゃん、甘えん坊になったの?」


「いいの!!」


「やっぱり菜々は可愛いな」


 好きって気持ちに終わりはないんじゃないかな?


 お互いを思いあって、気持ちを伝えあえば…好きって気持ちはとまる事はない。


 あふれ出しても愛は流れ続けるんじゃないかな。


 俺はずっと菜々を想い続けるんだ。


 おじいちゃんの俺は…


 おばあちゃんの菜々を…ずっと大切に思い続けるんだ…ずっと…ずっと…



 愛おしい菜々を力いっぱい抱きしめた。


 ギュッと…


 俺の最大限の愛が伝わるように…
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