甘い~秘密¨あたしの危険なドキドキ恋愛☆
こ、こ、ここで襲われるのは嫌!!!


 先生の膝に飛び乗った。


「よく出来ました。」


「…先生…恥ずかしいんですけど。」


「だから?」


「だからって…どうして怒ってるんですか?」


「菜々が悪いんだよ。男に言い寄られてるから。」


「……先生?妬いちゃったんですか?」

 
 先生の顔が真っ赤!!


 先生が可愛い!!

 こんな事言ったら絶対怒られるけど…


「…妬いたよ。悪いか?」


「どんな所でヤキモチ妬いたんですか?」


 ちょっと聞いてみたい。

 だっていつも余裕そうな先生が嫉妬したんだよっ!!


「教えない!」


「教えて下さい。じゃないと…」


「じゃないと何だよ!?」


「…もうエッチしない!!」


「……菜々…それはズルイだろ!!」


「じゃあ言って!!」


「………菜々が他の男に変な目で見られてるのが耐えられなかったの。イヤラシイ目で見て良いのは俺だけ。」


「……先生…ヤキモチだぁ!!」


「そうだよ。俺は菜々の事になると抑えが利かないんだよな。俺って相当溺れてるよな。今だって菜々をこうやって呼び出したし…俺教師なのに…他の生徒と違うんだよ。菜々だけは。」


「……先生、あたしだって先生が他の女の子と話してるだけで嫌。先生モテるから…本気の女の子いっぱいいると思うし…あたしの先生だもん。あたし知ってるんだから。先生が週に一回のペースで告白されてるの。あたしの方が嫉妬でおかしくなっちゃいそうです。先生のせいなんだから!!こんなに好きにさせた先生が悪いんだから!」


「菜々…可愛い事言ってるとココで襲っちゃうよ!」



「……いいよ。…先生ならしてもいいもん!!」


 一人占めしたい。


 先生を…
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