向日葵
第2章
「ただいまー」

家のドアを開けると
焦げた臭いがした。
急いで家に入った。

「ごめんなさい!シチュー作ろうと思ったら...」

鍋の中を見ると
真っ黒いものが。

「どうやったらシチューが真っ黒になんだよ...」
「もう1回!次は大丈夫だから!!」
「いや、いいから。」
「でも...」
「はぁ...よし!買い物行くぞ」
「えっ??」
「これじゃ食えないだろ。ほら、行くぞっ」
「はい。」
「あと、敬語やめてくんない?俺ら年一緒だろ。」
「うんっ」


女なんて所詮
優しくしたり
ちょっと褒めたり
一晩寝ただけで
俺に金をくれる。
みんな同じだと
思っていた。

だけど

なんでだろう


美奈は違う
気がした。



こんな女

美奈が



2人目だった。
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