王子な秘書とシンデレラな御曹司
夜間受付をお願いし
看護師さんに案内されて
彼に抱かれたまま診察室に入る私。
優しそうな女医さんがやってきて
「どこが痛いです?」って私に聞く。
こんな時間に急に来たのに嫌な顔もせず、女医さんの柔らかな声に少し安心する私。
「先生助けて下さい。彼女とお腹の中の赤ちゃんを助けて下さい。どうかお願いします」
私を備え付けのベッドに下ろし
彼は半泣きで先生に訴える。
「お父さんはここから出て下さい。さてどこが痛い?どんな感じかな。母子手帳持ってる?最終の生理日は?」
慣れた様子で女医さんは彼をあしらい追い出し、私の身体をあちこち触る。
「おトイレ行けるかな?尿検査しようか」
病院に到着して安心したのか
会場よりクラクラ目まいが楽になり、看護師さんに付いて来てもらってトイレまで行くと
行くと
あ
どうしよう。
どうしよう。