初恋の行く末




待ち合わせのホテルに到着したら先に彼女が待っていた。

相変わらず可愛い。

小動物のようだな。

早く彼女に触れたい。

急いで山中の元に駆け寄る。


「ごめん。待った?」

と声を掛ける。

「ううん。今来たとこ」

そう言って俺を見つめ腕を絡ませる。

彼女の柔らかい感触が伝わってくる。

「じゃあ部屋決めて入ろうか」

早く部屋を決めて彼女の温もりを感じたい。

早々と二人でロビー内の大きなパネルのある所へ向かう。

部屋が空いてるのはカラオケ付きでレトロな部屋しかない。


「ここしかないけどいい?」
この際部屋なんてどうでもいい!

山中に一応確認した。


「うん。早く入ろう」

と言って2人部屋へと急いで向かう。

部屋に入った瞬間、彼女は俺に抱きついて

「会いたかった」

と言ってキスをした。

たまらず彼女にキスをした。

キスをした後山中は待ちきれないというように

俺のズボンのファスナーを下げる。

山中エロイ!!

「まだ早いよ」

そう言って彼女の手を止めて耳元に優しく息を吹き掛ける。

「あぁ」

こんな淫らな声を聞いてしまったら早くしてしまいたくなる。


山中は俺が着ていたチェックのシャツのボタンを外していく

「いつの間にこんなエッチになったの?」

少し前までは誘い方も慣れていない様子だったのにいつの間にこんな手慣れた感じに…

なんか妬ける。

もしかして他に男いる?

気になったがお互い様なので敢えて聞かなかった。

山中にからかうように言って彼女の着ていたロングカーディガンを脱がした。

「分からない。だって高橋に触れたくてたまらないんだもん。」

そう言った。

彼女の表情を見てわかった。

ああ、山中は俺に会いたくてたまらなかったんだなと

ごめん。からかったりして
ごめん。たまにしか会えなくて

「ごめん」

俺は彼女に謝りながら着ていたブラウスのボタンを外していった。



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