初恋の行く末

部屋に着いてドアを閉めたらすぐ俺に抱きついてキスをせがむ。

「せっかちだよ。山中」

我慢出来なくなり彼女を強く抱き締め軽くキスをする。

今日はこの辺で止めておいたほうがいい。

キス以上の事をしたら歯止めが効かなくなる。

手を出してしまわないように

「今日は後1時間くらいしか会えないから沢山、山中と話がしたい。」

と言った。

彼女と触れ合えないのはやっぱり寂しい。


「うん。また会えるよね」

と心配そうに山中が言う。

「うん」

そう言って彼女の頭を優しく撫でながら軽く唇に触れた。

健気な山中がいとおしく感じた。


「安心した。じゃあエッチは次回…」

山中が何か言い出したけど言葉よりも触れたくなって唇を塞いで

「ねぇ山中はさ高校時代はどんな感じだったの?」


下半身が反応してしまったから必死に収まるように質問をした。

「どうしたの?突然」

と山中は聞いてきたので

「知りたくてさ。俺の初恋の人がどう過ごしてきたか」

そう答えた。

彼女と繋がれないけど山中の事今日は沢山知りたい。

「私の高校時代は友達と帰りに買い物に行ったりとか休日にお互いの家に遊んだりとかしたのが楽しかった。高橋は?」

山中は高校時代を語りだす。

そういえば山中、高校私立の女子高に行ったんだよな。

あそこ制服が確かブレザーでスカートがチェック柄。
見て見たかったな彼女の制服姿。


「俺は高校入って部活はしなくて友達とファミレス行ったり遊ぶ事が楽しかったな」

俺は高校に入学してから今までの反動からか髪も伸ばしたしお洒落も楽しむようになった。

この頃から少し派手になっていったな。


高校時代思い出すのは小林と友美、3人でバカな事言ってよく笑っていたっけ。
あの頃が一番楽しかったな。

当時を懐かしみながら言った。


それから時間まで今までの時間を埋めるかのように高校、大学とお互いに語った。

山中の歴史が聞けて楽しかった。

もし彼女と一緒の高校だったら俺達どうなってただろう?

もしかして付き合っていたとか?


終わってしまった過去だけど色々妄想したら楽しかった。


< 199 / 231 >

この作品をシェア

pagetop