【完】俺が絶対、好きって言わせてみせるから。

すると彼はそんな私を見てなぜか顔を赤くして…。



あ、恥ずかしかったのかな?


なんて思った瞬間、いきなりぎゅっと抱きしめられた。



「…ひゃっ!」



えっ!?


ちょっと〜…!!



彼の腕にすっぽりと包まれて、動けなくなる。



「なになに、どうしたの?」


「モモ…」



ーーどきん。



静かな部屋に、二人きり。


急に心臓が騒がしくなった。



「好きだよ」


「…っ」

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