生徒だけど寮母やります!2





「久しぶりに景ちゃんの寮母らしいところを見たね」


そんなことをニコニコしながら言う結斗に、「あれ、いつもは?」と景が振り返る


「寮母さん前見て」

「あっ、ごめん」


景は今、向かい合って座る弥隼に占いをされていた


何を占うかはお任せ

何か弥隼が有益な情報を掴んだら教えて欲しいと景は頼んだ


そもそも、占いについてはよく分からない

要するにお任せコースという訳だ


もちろん、恋愛について占わないのは暗黙の了解ということで。


「はっ、きました」(ライ)

「きてるの?」(結斗)

「きたみたい」(市河)

「喜多みたい?」(咲夜)

「先輩がた.....静かにしてもらえます?」


勝手にアテレコし始める4人を景はムッと睨むと、弥隼に視線を戻して神経を研ぎ澄ます彼を見ていた


なんか凄いなぁ

手をかざされて


一体何が見えてるんだろう

なんか怖いなぁ


「あ、なんか.....見えました」


そんな彼の言葉に、全員が注目する


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