生徒だけど寮母やります!2


無事に生きていると


ただそれだけでいいから

知りたかった



何を考えているのか分からない自分の姉は

弥隼の言うことが本当なら生きている


しかし、命を削っているとはどういうことか


自分のように

安全な場所で安心できる人たちと生きていないのか


景は堪らなくなり、小さい声で呟いた


「お姉ちゃん.....死んじゃうのかな.....。自ら、それを選びたがってるのかな」



あまりにも重過ぎるその言葉に、占った弥隼はどうしていいのか分からずたじろぐ


それに気づき、景は慌てて弥隼に謝った


「ごっ、ごめんね弥隼くん」

「い、いえ.....!」


そのとき、景の背中に手を添えていた結斗が

「景ちゃん」

と彼女に呼びかけた

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