真夜中の恋人
タカヤに連絡を入れるべき?
でも、こんなことで?そう思うと、結局連絡は出来なかった。
タカヤのことで、唯一わたしが知っているのは彼の携帯番号だけ。
まだ一度も連絡を入れたことはないけれど。きっと、かけることは無いだろうと思う。
小さく溜め息を吐くと、手にした携帯を仕舞って仕事に戻った。
仕事帰りにスーパーに寄って、食材を買って帰る。
できるだけ自炊をして節約するように心掛けているけど、どうしても、多く作り過ぎてしまう。
誰かが一緒に食べてくれるといいのに。そんな願いは、当分の間は叶えられそうにない。
今夜もまた、一人きりの食事にうんざりしながら「いただきます」と手を合わせた。
「お疲れさまでーす」
「あ、お疲れ様でした」
大学生のバイトの二人は片付けが終わるといそいそと帰っていった。
夜のシフトは、店長と大学生のバイト二人とわたしの四人。
わたしは店長に話があると言われて残っているけど……。
まだかな。
「あの、店長、話って……」
「ああ、じゃ、こっち来て」
手招きされて店長の背中についていく。
店長は三十台半ばの中肉中背で、実年齢よりも若く見える。清潔感があって、物腰も柔らかく女性客に人気もあるみたい。
でも、こんなことで?そう思うと、結局連絡は出来なかった。
タカヤのことで、唯一わたしが知っているのは彼の携帯番号だけ。
まだ一度も連絡を入れたことはないけれど。きっと、かけることは無いだろうと思う。
小さく溜め息を吐くと、手にした携帯を仕舞って仕事に戻った。
仕事帰りにスーパーに寄って、食材を買って帰る。
できるだけ自炊をして節約するように心掛けているけど、どうしても、多く作り過ぎてしまう。
誰かが一緒に食べてくれるといいのに。そんな願いは、当分の間は叶えられそうにない。
今夜もまた、一人きりの食事にうんざりしながら「いただきます」と手を合わせた。
「お疲れさまでーす」
「あ、お疲れ様でした」
大学生のバイトの二人は片付けが終わるといそいそと帰っていった。
夜のシフトは、店長と大学生のバイト二人とわたしの四人。
わたしは店長に話があると言われて残っているけど……。
まだかな。
「あの、店長、話って……」
「ああ、じゃ、こっち来て」
手招きされて店長の背中についていく。
店長は三十台半ばの中肉中背で、実年齢よりも若く見える。清潔感があって、物腰も柔らかく女性客に人気もあるみたい。