真夜中の恋人
面接を受けた事務所兼倉庫に入る。

店長と向かい合うように机を挟んでパイプ椅子に腰掛けた。

「実はね……」

そこで言葉を区切る店長に、なんだか不安になる。
シフトの件だったら、タカヤに相談しなきゃ。そんなことを考えながら店長の次の言葉を待った。

「無理を言うようだけど、もう少し夜のシフトに入れないかな?もちろん、時給のアップも考えているし、西森さんが望むなら、正社員としての雇用も検討したいと思ってるんだ」

「ほ、本当ですか?」

正社員になれば収入も安定する。願っても無い話だ。


「でも、それには条件があるんだよね」

「条件、ですか?」

「そう、条件」

店長の口元が妖しく歪む。

と、次の瞬間



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